当たり前の話ですが、ソフトテニスのフォームって、ただ見た目の問題ではありません!
「きれいなフォーム」こそが、安定したショットや再現性のあるプレーにつながるんです。
逆に、崩れたフォームで打ち続けていると、ボールのコントロールがバラつきやすく、試合で思うように決まりません。
フォームが整うと、軽い力でも深く伸びるボールが打てるようになり、ケガのリスクも減ります。
この記事では、そんな「きれいなフォームの基本」から「直し方のコツ」まで、実際の練習や試合で使える内容をたっぷり解説します!
きれいなフォームの選手って、見ているだけで気持ちいいですよね。
共通しているのは、動きがとにかくスムーズで無駄がないこと。
スイングが流れるようで、体全体が自然に連動しています。
インパクトの瞬間も安定していて、力がしっかりボールに伝わるんです。
もうひとつの特徴は、「軸」がぶれないこと。ラ
リー中でも姿勢が安定しているから、打点がズレにくい。
どんな場面でも同じフォームで打てるので、ショットが安定するんです。
きれいなフォームの選手は見た目がきれいなだけじゃなくて強い!
フォームの美しさ=試合の強さにも直結します。
フォームの基本は、「姿勢」「グリップ」「スイング軌道」の3つです。
構えたときに背筋をスッと伸ばして、重心を真ん中に置くことがポイントです。
猫背だと体が後ろに流れやすく、インパクトで力が抜けてしまいます。
強く握りすぎると腕が固まり、スイングがぎこちなくなります。
指先で軽く包むように持つと、ラケットが自然に走りますよ。
身体の前をラケットが通るイメージで、腕だけで打たずに下半身と一緒に動かすこと。
上手にできればボールの伸びが全然違ってきます。
フォームを改善するなら、まず「自分のフォームを客観的に見る」ことが欠かせません。
動画で撮るのが一番わかりやすいですね。
実際に見てみると、自分では気づかない癖がけっこうあります。
たとえば、スイングが横に流れていたり、テイクバックが高すぎたり。
直すときは一気に全部を変えようとせず、1つずつ丁寧に修正しましょう。
たとえば「構えの姿勢を整える」「打点の位置を確認する」など、1つの課題に集中すると効果的です。
試合中にフォームが崩れる人は、練習のときから「なぜ崩れたのか?」を意識する習慣をつけると、改善が早くなりますよ。
フォームを矯正する一番の方法は、「正しい動きを体に覚えさせること」です。
スローの素振りを繰り返しましょう。
フォームの流れを確認しながら修正できます。
スピードを落とすことで、体の使い方やタイミングを感じやすくなります。
鏡を使ってシャドースイングをすると、自分の姿勢やスイング軌道のズレも見つけやすいです。
理想のフォームを何度も繰り返して、自然にその動きを再現できるようにしていきましょう。
また、他の人に見てもらうのも大事です。
自分ではいい感じと思っても、第三者の目で見ると「肩が上がってる」「体が開いてる」など細かい改善点が見つかるものです。
焦らず、一つずつ直していきましょう。
「力が入りすぎてフォームが硬い…」という悩み、よくありますよね。
硬いフォームになる原因は、腕や肩に無駄な力が入っていることがほとんど。
まずは脱力を意識しましょう。
リラックスして打てるようになると、スイングが一気にスムーズになります。
特に、手首と肩の力を抜くことが大切です。
また、テンポを意識するのも効果的です。
リズムよくスイングできると、自然と体の動きにムリがなくなります。
「打つ」というより「ボールを運ぶ」ような感覚で打つと、柔らかくてきれいなフォームになりやすいですよ。
女子選手は男子に比べて筋力の差がある分、フォームの効率がとても大切です。
腕だけで打とうとせず、下半身と体の回転をうまく使うことがポイント。
腰の回転から力を伝えると、少ない力でもしっかりしたボールが打てます。
フォームを矯正するときは、「柔らかくしなやかに」を意識しましょう。
力任せではなく、タイミングとスイング軌道でボールをコントロールする感覚です。
実際、フォームがきれいな女子選手ほど、長いラリーでも崩れにくいですよ!
前衛にとってのフォームは、「スピードと安定感」が命です。
ネット前では一瞬の判断が勝負。
だからこそ、コンパクトで無駄のない動きが大切です。
ボレーでは、打点をしっかり体の前に取ること。
スマッシュのときも、体の軸をキープして姿勢を崩さないように意識しましょう。
フォームが安定していれば、相手の強打にも負けません。
また、常に重心を低く構え、目線の高さを一定に保つと動きが安定します。
これができると、反応速度も上がり、ミスも減ります。
後衛はラリーの主導権を握るポジション。
だからこそ、フォームの美しさがプレー全体に直結します。
理想は、体全体でボールを運ぶようなスイング。
腕の力に頼らず、下半身の動きと体の回転でボールを押し出す感覚を持ちましょう。
打点を安定させると、どんな場面でも安定したショットが打てます。
フォロースルーを最後まで振り抜けると、フォームが自然に整って見えるだけでなく、次の動作にもスムーズに移れます。
「打点」「体の開き」「スイング軌道」の3つを意識して見直すと、後衛のフォームは見違えるほど良くなります。
サーブは、試合の流れを作る大事なショットですよね。
きれいなフォームで打つと、ボールのコントロールが安定して、相手に読まれにくくなります。
ポイントは「トス」と「打点の位置」。
トスを毎回同じ高さに上げて、打点を体の前に取ることで、スイングが安定します。
腕だけで打つのではなく、腰や足の動きと連動させてスイングすること。
体全体を使うことで、スピードもコントロールも自然と上がっていきます。
きれいなサーブフォームは、相手から見ても余裕を感じさせ、試合の主導権を握りやすくなります。
一方で、汚いフォームには共通する問題があります。
まず多いのが、力みすぎて動きがカチカチになっていること。
スイングに流れがなく、ボールが飛ばないので力で押し込もうとしがちです。
また、体の軸がブレていたり、スイング軌道が毎回違っていたりするフォームも崩れやすい。
打点がズレて、ミスが増えます。
フォロースルーが途中で止まってしまう人も要注意。
スイングをしっかり最後まで振り抜くことが、きれいなフォームへの第一歩です。
汚いフォームを直すには、まずリラックス。
姿勢を整え、スムーズに動ける感覚を取り戻すことが大事ですよ~