ソフトテニスはスピード感があってとても楽しいスポーツですよね!
でも、最初はラケットの握り方や打ち方、どんな練習をすればいいのか迷ってしまうことも多いと思います。
そこで今回は、初心者がスムーズに上達できるように「おすすめの練習方法」を段階的にまとめました。
どれも実際の部活やサークルでよく取り入れられている練習ばかりです。
基礎をコツコツ積み重ねていけば、試合でしっかりボールを返せるようになりますよ!
どんなスポーツでもそうなのですが、ソフトテニス初心者にとって大切なのは「基本を正しく覚えること」です。
いきなり強いボールを打とうとするより、ラケットの握り方やスイングの形をゆっくり確認することが大切なんですね。
最初のうちは、ラケットに慣れるために素振りを繰り返すだけでも十分練習になります。
ボールを使った練習では、相手に返すことを意識するよりも「ラケットの真ん中に当てる」ことを目標にしましょう。
たとえば壁打ちで「10回続けてラケットの真ん中に当てる」といった小さな目標を決めると達成感が得られやすく、続けやすくなります。
サーブは試合のスタートになる大切な一打です。
初心者の場合、まずは下から打つ「アンダーサーブ」から始めるのが安心です。
トスを高く上げすぎず、腰の位置からスイングするイメージで打ちましょう。
具体的には、サービスボックスに入れることを第一目標にするといいですよ。
最初からコースを狙う必要はありません。
試合では「相手にサーブが入らずに失点」というのが一番もったいないので、まずは確実に入れる感覚を身につけていきましょう。
ラケットの握り方は、ショットの質を大きく左右します。
初心者におすすめなのは「イースタングリップ」と呼ばれる基本の握り方です。
ラケットを握手するように自然に持つのがポイントですね。
フォアハンドもバックハンドも、この握り方なら違和感なく打つことができます。
試合中に急に持ち替える必要がなく、安定感があるんです。
力が入りすぎてしまうとラケットの操作性が落ちるので、力を抜いて軽く握ることも忘れないでください。
ソフトテニスの初心者がまず意識したいのは「身体全体を使ってスイングすること」です。
強く打とうとするあまり、腕の力だけで振ってしまう人も多いですが、それでは安定しません。
体全体を使ってスイングする意識を持つと、自然にラケットに力が伝わりますよ。
また、「コートのどこに返すか」をあまり意識しすぎないようにしましょう。。
真ん中に返すだけでも、試合では十分ラリーが成立します。
相手にとって返球の方向が予測しづらくなるので、無理にライン際を狙う必要はありません。
ボールを打つときは「ラケットのスイートスポットに当てる」ことを意識しましょう。
初心者のうちは空振りやフレームに当たることも多いですが、それも経験のうちです。
コツとしては、まずはゆっくり大きなスイングでボールをとらえること。
例えば相手がゆるく返してくれたボールを、ネットをしっかり越える高さで返すだけでも練習になります。
スピードは後から自然についてきますので、焦らなくても大丈夫ですよ。
フォアハンドは一番多く使うショットです。
正面に来たボールを体の横で打つイメージを持つと、きれいなフォームになります。
おすすめの練習は、ネット越しに軽く打ち合うことです。
相手と5回、10回と続けるうちに、自然とタイミングがつかめてきます。
試合でもフォアハンドが安定しているだけで、ラリーを有利に進めやすくなりますよ!
バックハンドは最初に苦手意識を持ちやすいショットですが、早い段階から慣れておくと安心です。
ポイントは、体をしっかり横に向けて打つこと。
片手でも両手でも構いません。
自分が打ちやすい方法を選ぶとよいでしょう。
また、相手と「バックハンドだけでラリーを続ける」練習を取り入れると効果的です。
最初は5回続けることを目標にすれば十分。
バックが安定すると、試合で相手から狙われても落ち着いて返せるようになります!
ソフトテニスは足の動きがとても大切です。
ボールに追いつけないと、いくら打ち方がきれいでも意味がありませんよね。
おすすめは、コーンを左右に置いてサイドステップで動く練習や、ベースラインとサービスラインを前後にダッシュする方法です。
こうした動きを繰り返すことで、試合中の反応が速くなり、余裕を持ってボールに追いつけるようになります。
練習前に必ず取り入れてほしいのがウォーミングアップです。
体が硬いままプレーをすると、ケガの原因になります。
軽くジョギングをして体を温めたあと、肩や手首のストレッチを丁寧に行いましょう。
そのあとラケットを持たずに素振りをするだけでも十分効果があります。
準備運動を習慣にすると、プレーの入り方がスムーズになりますよ。
仲間と一緒に練習するのが一番ですが、1人でできる練習も覚えておくと上達が早いです。
壁打ちはとても効果的な方法です。
例えば「10回続ける」と小さな目標を立てて取り組むと、集中力も高まります。
自宅での素振りもおすすめで、毎日50回を目安に続けるとフォームが安定してきます。
試合で「緊張しても体が自然に動く」ようになるのは、こうした地道な練習の積み重ねの結果なんです。