運動にかかわる仕事につきたい人に
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スポーツが好きで、将来、運動に関わる仕事につきたいという人にとって、 健康運動実践指導者は職業の選択肢の一つとなります。
プロスポーツ選手のように、自分の力で勝負の世界に生きる、という職業ではありません。
しかし、身体を動かすことが好きで、身体を動かすことの楽しさを多くの人に伝えたい、 人間が好きで多くの人と関わりたいという人にとっては魅力のある職業です。
もちろん、「指導者」である以上、スポーツ科学・スポーツ医学について、一定レベルの知識は必要ですし、 そのために勉強することも大切です。
しかしながら、仕事をする対象はあくまで「人間」です。
しかも、指導する相手は全員がスポーツが好きとは限りません。中には身体を動かすことがあまり好きではない人もいます。
人間的な魅力を感じさせない人、運動の嫌いな人に、運動を指導してもらおうと思いますか?
知識よりも大切なのは「明るくハツラツとした人柄」「スポーツが好きという気持ち」です。
そんな気持ちをもつあなたなら大丈夫です!
スポーツは好きだけとそれほど得意ではない・・・という方に
身体を動かすことは大好きだけど、スポーツ万能ではない・・・こんな私でも大丈夫?と尻込みする人がいるかも知れませんが、そんな必要は全くありません。
健康運動実践指導者が指導するのは、ウォーキングやジョギング、水中運動(水泳ではない)など、 だれでも行うことでできる運動だからです。
決してスポーツ万能である必要はありません。
むしろ、スポーツ万能タイプでない人のほうが、苦手な人の気持ちに近づける分、より向いているかも知れません。
もちろん、得意な人は、水泳やエアロビックダンスなどで自分の得意種目を生かして活躍することができます。
運動に関わる仕事がつきたい中学生・高校生の皆さんに
健康運動実践指導者になるには、いくつかの方法がありますが、まずは「健康運動実践指導者養成校」 に入学することが、一番の近道です。
これらの養成校では、通常受講しなければならない講習会の受講が免除されます。
また、指導者に必要な運動科学・医学的な知識は、学校の授業の中で身につけることができます。
また、認定試験のための実技練習や筆記試験対策なども行われています。