健康運動実践指導者 認定試験対策

認定試験の難度は?難しい?

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健康運動実践指導者の認定試験は、実技試験と筆記試験の2種類から成り立っています。

 

受験者は身体を動かすことが大好きな人ばかりなので、実技試験は、緊張せず、練習どおりの実演ができれば、 ほとんどの方は問題なくパスします。

 

頭を使うことが苦手な(?)受験生にとって、関門となるのは筆記試験です。

 

健康運動実践指導者の認定試験の合格率は、年度によって推移しますが、だいたい70から80%程度です。
この数字は、勉強せずになめてかかると不合格になるが、しっかり準備した人にとっては、決して難関ではなく、合格・ 不合格は自分の努力次第といえるでしょう。

 

それでは、認定試験合格のために、どういった点に気をつけて受験勉強を行っていくべきかを以下に書きます。

 

実技試験のポイント

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実技試験は、指導者役の人が、数名の被指導者役の人に対して、陸上運動・水中運動のどちらかを実演指導します。

陸上、水中どちらでも、その中でレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)と有酸素性運動の2種類の運動指導を行います。

 

大きな声ではきはきと、元気よく指導することはもちろんのこと、単に指導するだけではなく、次のような点をしっかりとできているかどうかが合否のポイントになります。

  • 自ら手本を見せて指導すること
  • 心拍数の測定方法をわかりやすく説明すること
  • それぞれの運動の特徴を説明できること

「自分がどれだけ上手にできたか」は自分ではなかなかわからないので、他の人に実演しているところを見てもらって、 感想をコメントしてもらうことを勧めます。
養成校などに在籍している人で、実技試験の講習がある場合は必ず受講しておきましょう。

 

筆記試験(パソコン)のポイント

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健康運動実践指導者の受験生は「健康運動実践指導者用テキスト」を入手できます。

これが筆記試験のバイブルとなるもので、このテキストでしっかり勉強することが合格のカギです。
医学的な基礎知識から、健康運動の実際の指導方法、スポーツ時のケガ・病気の処置まで、様々なことが書かれています。
とにかく、このテキストをしっかり読んで、重要と思えることを理解する、これにつきます。

 

ただし、スポーツ科学の知識が全くない人にとっては、やや難しいかも知れません。
そのような人は、書店のスポーツコーナーでスポーツ科学の簡単な本を自分で選んで、副読本として読むのがいいでしょう。
もともとスポーツに興味のある人ならば、すんなりと理解できることと思います。

 

また、実際のパソコンの画面で5択で正解を選ぶ方式です。
例えば、難しい漢字を書ける必要はありません (意味が分かる程度に読めればOK)。
もし分からない問題があったとしても、必ずどれか選択しを選ぶようにしてください。

 

分からない問題でも、「これはおかしい」という選択肢を消去することで、5択のうち、2つとか3つまで絞り込むことができますし、 そうなれば正解する確率も上がります。決してあきらめないようにしましょう。